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成約率が3.5倍になる!Amazonで売れる商品画像の作成方法を一枚ずつ徹底解説

 

Amazonで売れる商品画像作成

 

 

Amazon中国輸入OEM現役セラーのフォルです。

私は、Amazon出品者で数多くのヒット商品を生み出した実績があります。

 

この記事を読んでいるあなたは、

こんな悩みをお持ちではないでしょうか?

 

出品したけど全然売れない・・・

商品画像の正しい作り方がわからない・・・

商品の魅力をうまく伝えることができない・・・

 

Amazonは競合セラーもいたり、中華セラーの価格競争が酷かったりと

かなり難しいですよね・・・

 

そんな強いライバルにも勝っていくには、

ライバルより画像の訴求をしっかり行うことが重要です。

 

商品カタログに必要な画像枚数は?

必要な画像枚数は、以下の内訳となります。

 

・商品画像→画像7枚+(サブ画像2枚)

・A+コンテンツ→画像5枚程度

 

サブ画像の2枚(8枚目と9枚目)は商品ページ上に表示がされません。

PCユーザーにだけ表示されるので、あまり重要とは言えません。

サブ画像の2枚は余裕があれば画像制作すると良いでしょう。

ちなみにアメリカでは、2020年からスマホでも表示されるようになったらしいです。

 

商品ページに動画を挿入できるようになったので、この機能を使う方は

商品画像は6枚まで用意すれば大丈夫です。

 

Amazonの商品ページに動画を挿入する方法は別の記事で紹介したいと思います。

 

 

商品画像を作る前に整理したいこと

ペルソナ設定

誰(年齢層、性別)に商品を購入してもらいたいのかを明確にしましょう。

 

ここでは、実在するのでは?と思うくらいの「個人」を設定しましょう。

 

例:メンズ向けの化粧品を販売

男性(40歳)

東京都住み

大企業勤務

勤務地は自宅から20分で電車移動

独身

 

 

このように個人レベルで、ペルソナを設定すると

どのように訴求すれば刺さるのかがはっきりしてきます。

 

 

他社と比較し、圧倒的に選ばれる商品か確認

選ばれる商品とは言っても、ほとんど機能同じですし、

世に出てない、とんでもない機能の商品を開発するのは厳しいですよね...

(開発費用が莫大にかかるため)

 

多くの中国輸入プレーヤーは、差別化のために商品の機能、魅力をちょっと加えるくらいだと思います。

それならば、「この商品でなくてはだめだ!」という要素を多くゲットしましょう。

 

 

例えば、ECサイトでのランキング獲得実績、雑誌やメディアの搭載実績、監修依頼、耐久テストなどなど...

他社より優れた要素が少しでも多いと良いでしょう。

 

 

商品の背景(ストーリー)の設定

よく世間で言われている「ブランディング」をしていきましょう。ということですが、

 

ブランディングを行うためには、ストーリー展開をしていきましょう。

 

・商品が生まれた背景

・ブランド独自の特徴

・コンセプト

・お客様のメリット

 

このようなことをお客様に伝え、提供することでブランドの価値を高めることができます。

 

Amazonで即使用できる!商品画像訴求テンプレートの公開

訴求すべきポイントは?

まず画像を作っていくあたり、自分の商品の訴求ポイントを抑えることが重要です。

訴求すべきポイントは以下の通り。

 

・商品のおすすめな所(簡潔に)

・商品の権威性

・商品の特徴と使用用途

・他社製品との比較(自社商品の優れている所)

・ブランドストーリー(商品を開発した際の想いなど)

・商品の使用前後のビフォーアフター

・保証(ライバルと同じ、もしくはそれ以上)

 

 

これは本当の本当に重要です。

 

というか、画像制作は上で挙げている訴求が全てできていれば

 

✅競合他社より強い画像を作ることができる

✅競合他社より売れるカタログになる

 

初心者でも中級者〜上級者と同じレベル感で戦うことができます。

訴求ポイントは全て揃えることができたらいいですね。

 

1枚目(メイン画像)

1枚目の画像は白抜き画像にすることをAmazonの規約で定められています。

白抜きだからと言って、舐めてはいけません。

 

Amazonや楽天などのモール販売は、特定の商品を検索すると多くの種類の商品が出てきます。

その中で、自分の商品をクリックしてもらうには、類似商品よりも目を引くための施策が重要となってきます。

 

 

では、皆さんに質問です。

下の画像を見てあなたはどちらをクリックしますか?

 

メイン画像比較

 

 

ほとんどの人が「Aの方がクリックしたい」と思いましたよね?

左のA社の方が、商品に影が付いていたり、色合いが素晴らしいですよね。

こう並んでいると明らかに左の商品の方が優れていえるように見えます。

 

上記のことから、メインをこだわると商品カタログの

クリック率(CTR)をに大きく関わることが分かったと思います。

 

クリック率を高めることは、商品のスコアも良くなりAmazonのSEOも優遇されるので

検索順位が上がりやすくなるというメリットがあります。

 

 

クリック率を高める画像を作るポイントを紹介します。

 

・画像素材は、自然光が当たるところで撮影したもの

・画像編集ソフトで加工する(大きさ、色調整など)

・プロにレタッチを行なってもらう

 

これらを意識してメイン画像を作るようにしましょう。

 

メイン画像ってただ白抜きにすればいいんじゃないの?

と思っている人は結構多かったと思います。

 

メイン画像を細かいところまでこだわれば、ライバルと差別化することができ、

クリック率もアップするので手を抜かないで制作するようにしましょう。

 

 

2枚目(2枚目以降サブ画像)

出品する商品が何なのかをぱっと一目でわかるようにしましょう。

 

・魅力的なキャッチコピー

・販売実績、権威性

・メディア掲載実績

 

これらを画像に落とし込めると良いでしょう。

 

実際の画像例)

 

一枚目の例

こちらの画像は、魅力的なキャッチコピーに加え、販売実績も訴求しています。

とてもいい画像です。

 

ですが、実際に商品を出し始めたばかりの時は、販売実績の訴求はできません。

 

その時は、インフルエンサーに紹介を依頼するのが良いです。

SNSなどで紹介後に、実際に使用している画像素材を提供してもらいましょう。

その素材を商品画像にて2次利用しましょう。

 

※2次利用する際、インフルエンサーに許可を取ることを必ず行なうようにしましょう。

 

3枚目

ユーザーのお悩みや課題から、自社の商品がどう解決するかを訴求しましょう。

 

・問題を提起する

・その問題を解決する理由を提示する。

 

 

お客様は自然と購入したいなと思うようになり、成約率がぐんとアップします。

 

実際の画像例)

3枚目の例

 

 

4枚目

他社製品との比較を訴求しましょう。

 

他社の商品はできなくて、自社の商品にはできることをアピールするようにしましょう。

この時、嘘をついたり、良さを過剰表現をするのは控えるようにしましょう。

 

実際の画像例)

 

 

5枚目

商品の詳細、こだわりポイントの説明を説明しましょう。

 

え?ここでやっと説明するの?と思う方は多いかもしれません。

普通、商品の詳細の説明は2枚目で行うことが多いですもんね。

 

しかし、大半のお客様は、画像の3枚目までしか見ていないのです。

ですので、1〜3枚目で商品がどれだけ凄いかを全力でアピールする必要があります。

 

 

実際の画像例)

こだわりの例

 

上の商品は、「無添加成分」にこだわりがあることが伝わります。

業界の人しかわからない、専門用語を並べるのもかっこいいと印象を付けることができますが、

あくまでも購入するのはお客様です。

Amazonのお客様目線で画像を作るようにしましょう。

 

 

6枚目

第三者の声を掲載し、購入しても後悔しないということを訴求しましょう。

 

日本人は、特に他人の声が気になる人種です。

その国民性からか、レビューを見て購入する人がとても多いです。

 

販売している途中でついたレビューや、お客様の声などを掲載できると良いですね。

 

 

実際の画像例)

第三者の声

 

 

7枚目

お客様は、7枚目までしかスマホ表示で見ることができません。

ですので、最後に品質保証(1年間保証など)を説明しましょう。

 

商品の保証を伝え安心感を与え成約率アップを狙うことができます。

 

更に、検品体制についても、伝えてあげるとお客様は安心して購入できます。

 

 

実際の画像例)

品質保証

 

ここで動画を挿入したい方は、別の記事で紹介してますので

そちらの方を参考にしてみてください。

 

 

8枚目・9枚目(PCからのお客様にのみ表示)

今買うべき理由と最後の一押しをしましょう。

 

PC表示の方にしか表示しませんが、PCからのお客様からの

成約の取りこぼしを防ぐために8枚目、9枚目も登録しておきましょう。

実際の画像例)

8.9枚目の例

 

 

商品紹介コンテンツ(A+)

 

A+1枚目:キャッチコピー(600×180ピクセル)

ここでまず、お客様に興味を持ってもらえるような

魅力的なキャッチコピーを伝えましょう。

 

 

A+2枚目:商品の特徴がわかる画像(970×600 ピクセル)

商品について一目でわかるサムネイルを作りましょう。

 

 

A+3枚目:ブランド作成の背景、コンセプト(300×300ピクセル)

ブランドのファンになってもらために、開発に当たっての想いを伝えましょう。

 

 

A+4枚目:商品の特徴、利用シーンまとめなど(300×300ピクセル)

お客様にその商品を使って、どんなことができるのか想像をさせることが重要

 

 

A+5枚目:商品素材のこだわりなど(300×300ピクセル)

その商品の最後の一押しをしましょう。

特に拘っていることを訴求できると良いです。

 

 

ここではあえて画像サイズや内容を指定しましたが、参考までに思ってくれると幸いです。

ブランドのコンセプト、商品のジャンルなどによってベストがあると思うので

自由に商品紹介コンテンツを作っていきましょう。

 

 

実際の画像例)

A+コンテンツ

 

僕が実際に参考にしているカタログ

 

僕が実際に参考にしている商品カタログのASINを教えます。

 

かっこいい系

 B07DYNYMVK

可愛い系

B07K6YWP3B

 

この2つは、上記で説明したポイントをほとんど取り入れていると思います。

 

 

多くのカタログを見ると、うまくいっている理由や

その逆のうまくいっていない理由が分かるようになってきます。

せめて自社商品と同じジャンルの商品は、どんな訴求をしているのか

提起的に確できると良いでしょう。

 

 

ABテストで良い画像を追求することが大事

 

ABテストとは、一部だけ内容を変更してどちらが良いかテストをする手法です。

 

 

結局、自分だけの判断でどっちがいいかなーって考えるより

Amazonに実際に出品してみて確認してみるのが良いです。

お客様の反応を肌で感じることができます。

 

 

ABテストの例

・文字の色を赤色から黒に変える

・キャッチフレーズを変える

・デザインを変える

・画像の順番を変更する

・商品画像の素材を良いものにする

 

ABテストは、数えたらキリがないほど試せることはあります。

どちらの画像も一定期間出品して、反応の良いものを採用しましょう。

 

これの繰り返しで、売上、利益を伸ばすことができます。

 

※意外と、「出品したら画像はほとんど変えない人」が多いです。

ライバルと差をつけるチャンスです。

定期的にABテストを実施して、成約率を上げていきましょう。

 

 

Amazon商品画像規約には注意

 

商品画像作成のコツだけわかってれば良いんでしょ?

 

その答えはノーです。

作成前に注意してほしいのが、Amazonの画像規約です。

 

規約を守らないで出品を続けていると、

商品の出品停止、アカウント停止、売上金没収など

最悪のケースになってしまう恐れがあります。

 

 

Amazon画像規約に触れている記事です。

参考にしてみて下さい。

 

【Amazon出品者必見】最適な商品画像のサイズとは?!これだけで成約数がアップする基本的な知識

 

 

まとめ

 

今回は、Amazonで売れる画像の作成方法について解説しました。

 

もう一度おさらいすると、

・商品のおすすめな所(簡潔に)

・商品の権威性

・商品の特徴と使用用途

・他社製品との比較(自社商品の優れている所)

・ブランドストーリー(商品を開発した際の想いなど)

・商品の使用前後のビフォーアフター

・保証(ライバルと同じ、もしくはそれ以上)

 

これらの訴求ポイントを抑えていれば大丈夫です。

販売者側ではなく、ユーザー目線で考えることも重要となっています。

 

 

商品画像は、売り上げ、利益に直結します。

商品画像で全てが決まる...という気持ちで作り込む必要があります。

 

 

今回の記事は、実際に商品画像制作時に照らし合わせながら活用できると思います。

 

成約率の5倍アップを目指し魅力的な商品画像を作っていきましょう!

 

 

この記事を読んで、成約率が上がった方は

「成約率上がりました」と声をかけてくれると嬉しいです!!

 

 

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